明智光秀の娘 長女・岸の2度の結婚と最期について
大河ドラマ「麒麟がくる」ですが、本能寺の変まであと5年なんですね。という事は最終回も近いという事か・・・。
光秀の妻・煕子も亡くなってしまいましたしね。突然、光秀との間にできた嫡男が登場したのは驚いた。いつの間に?
今回は、光秀の家族を紹介していきたいのですが、特に娘を・・・。娘といえば細川ガラシャ(たま)が有名ですが、ガラシャではなく長女の岸を取り上げたいと思います。
ドラマ上の明智光秀の娘 長女・岸
麒麟がくるの岸役を演じる女優は、子供時代が長いので4名が演じています。幼少時代が宝辺花帆美、少女時代が白鳥玉季と平尾菜々花、そして大人になってからは天野菜月です。
ちなみに2014年の大河ドラマ「軍師官兵衛」では、倫という名前でした。この事からも光秀の長女の名前ははっきりと伝わっていない事がわかりますね。
そして、麒麟がくるのドラマ上では、二人の娘しか登場しませんので、岸が長女でたまが次女のように感じますが、岸とたまの間にもう一人の娘がいるようです。なので、たまは三女なんですよね。
明智光秀の娘 長女・岸の結婚
岸は、2回の結婚歴があります。
はじめの結婚は、織田信長の重臣だった荒木村重の嫡男・荒木村次に嫁ぎました。荒木村重が信長に対して謀反を起こしたので岸は夫と離縁することになり父・光秀の元に戻りました。
次の結婚相手が、明智光春です。
そうです、あの明智左馬助になります。
娘可愛さでしょうかね、光秀は自分の信頼できる重臣に嫁がせたんですね。ドラマには登場しませんが、明智光秀の次女も親戚筋の明智光忠に嫁いでいます。
明智光秀の娘 長女・岸の最期
岸に関する史実は、明智光秀の長女であり荒木村次に嫁いだ後に明智光春に再嫁するまでしか分かっていません。
ただ、本能寺の変のあとに羽柴秀吉に敗れた光秀は自害することになり明智光春も坂本城に火をつけて自害しました。
その際、光秀の妻子や自分の妻も刺し殺したとされるので岸は夫の手にかかり一緒に亡くなったのでしょう。
細川ガラシャの最期も壮絶でしたが、光秀の長女も(次女も)非業の死を遂げたのです。
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