*

明智光安 明智光秀の叔父で父親代わり!最期は明智城で自害する

1/19よりスタートした2020年の大河ドラマ「麒麟がくる」で、主人公の明智光秀の叔父さん明智光安を紹介していきたいと思います。

ドラマでは、西村まさ彦さんが演じていましたね。

明智光安は、光秀の父である明智光綱の弟です。光綱は若くして亡くなったので光安が明智家を継ぎました。そして、光安が光秀の父親代わりだったのは本当の様です。

自分の甥(光秀)が成人したら家督を譲らなくてはいけなかったのですが、もし野心があったなら争いが起きていたかもしれませんね。

ちなみに史実では、光秀の成人後も光安が当主の座にいましたが、それは光秀が辞退したからだと伝わっています。

光安の最期は、明智義龍に攻められて籠城の末、自害します。その時、光秀を(形的には)守るように死んでいったので野心など少しもなかったのでしょう。

明智光安の生涯について

明智光安は、明智光継の三男でした。

一番上の兄が、光秀の父・明智光綱です。そして、妹に斎藤道三の正室で濃姫の母・小見の方がいます。

美濃国の明智城当主だった明智光綱が早く亡くなってしまい、嫡男の光秀がまだ幼かったので光安が後見という形で城主になります。

これは、すでに隠居の身だった明智光継による命令でした。

明智光安は、やがて斎藤道三の傍で仕え妹の小見の方を道三の継室にします。(正確には、小見の方は幼い頃に人質として道三に差し出され後に継室になりました。)

その後、斎藤道三は息子の斎藤義龍と対立関係になり戦いに敗れて亡くなります。光安は、道三の家臣だったので義龍に攻められる事になります。明智城に籠って戦いますが義龍側の軍に攻められて自害しました。

明智城には、光秀も居ましたが光安が脱出させたようです。

明智光安の人物像は?

大河ドラマ「麒麟がくる」で明智光安にキャスティングされた西村まさ彦も語っていたように明智光安の資料って少ないんですよね。

「麒麟がくる」での光安の人物像は、明智家の行く末を案じていて平和主義者だそうです。光安の生涯を知ると本当にそのような人物な気がしますね。

ab

スポンサーリンク

関連記事

織田信勝 信長の弟で母・土田御前の溺愛による非業の死

俳優の木村了が演じる織田信長の弟・織田信勝を取り上げます。 いや~、前回、信長が自分の地位を脅

記事を読む

細川忠興 ガラシャ

細川忠興 ガラシャ の夫。 2011年2月13日放送の第6話「光秀の天下」に新しく登場した人物。

記事を読む

土岐頼純 帰蝶の最初の夫で美濃国の守護大名

第2話目の大河ドラマ「麒麟がくる」も面白かったですね。今回は、最終回まで楽しく観れそうです。

記事を読む

空誓上人 三河一向一揆で徳川家康と対立するが後に関係修復する

三河の一向一揆を主導したと伝わる空誓上人(くうせいしょうにん)を取り上げます。 空誓を大河ドラ

記事を読む

鵜殿長照 大高城での籠城戦を経て上ノ郷城で討ち死にする戦国武将

珍しく本日、2回目の更新になります。 2023年の大河ドラマ「どうする家康」に登場する歴史上の

記事を読む

柴田勝家とお市

柴田勝家とお市 について。 2011年大河ドラマ「江」のヒロイン・江姫の母であるお市。 2度の結

記事を読む

朝倉義景の息子たち 溺愛した阿君丸と愛王丸!そして朝倉信景

大河ドラマ「麒麟がくる」では、2、3話前のストーリーだったかと思いますが、朝倉義景が嫡男だった阿君丸

記事を読む

徳川 和姫

徳川 和姫 について。 大河ドラマ「江」のヒロイン、江姫と徳川秀忠の間に 生まれた末っ子の姫が、

記事を読む

徳川家康について

徳川家康について エピソードをご紹介します。 お江の後の義父になる徳川家康について、色々と調べてみ

記事を読む

服部正成 服部半蔵の2代目!徳川家康に忠義を尽くす

徳川家康と言えば、忍者を支配下にしていたことは有名です。その忍者の中で最も知名度があるのが服部半蔵で

記事を読む

ab

スポンサーリンク

ab

スポンサーリンク

服部正成 服部半蔵の2代目!徳川家康に忠義を尽くす

徳川家康と言えば、忍者を支配下にしていたことは有名です。その忍者の中で

鵜殿長照 大高城での籠城戦を経て上ノ郷城で討ち死にする戦国武将

珍しく本日、2回目の更新になります。 2023年の大河ドラマ「ど

松平昌久の裏切り 三河一向一揆で徳川家康から敵側に寝返った後はどうなる?

徳川家康の家臣・松平昌久(まつだいらまさひさ)を取り上げます。昌久は、

茶屋四郎次郎 徳川家康の伊賀越えを助け信頼を得る!徳川家の御用商人になる

大河ドラマにおける茶屋四郎次郎は、幾度となく登場しています。 2

空誓上人 三河一向一揆で徳川家康と対立するが後に関係修復する

三河の一向一揆を主導したと伝わる空誓上人(くうせいしょうにん)を取り上

→もっと見る

PAGE TOP ↑