春日局と江姫について。
春日局と江姫について。
NHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国」第38回に初登場した人物。
斎藤福(さいとうふく)、大奥を礎を築き権勢を奮った
後の春日局(かすがのつぼね)に注目してみました。
今回の春日局のキャストは、富田靖子です。
私は、大原麗子の印象が強いです。
春日局は、以前、大原麗子主演で大河ドラマになりました。
春日局の生涯を簡単に説明します。
斎藤利三(明智光秀の重臣)の娘として生まれる。
稲葉正成の妻となり、三人の子を生む。
その後、徳川三代将軍・徳川家光の乳母になる。
乳母になる当たって、夫と離縁している。
家光の母である江姫は、家光より弟の国松を溺愛したため、
徳川家康に世継ぎは家光だと確定してほしいとの直訴をした。
このような事もあり江姫と春日局に確執があったとも言われている。
一方、徳川家光は、実母の江姫から可愛がられず育ったこともあり
乳母の春日局に大きな信頼を寄せた。春日局の身内は大きく出世する。
また、男色傾向にあった家光の世継ぎ問題を解決するため
側室選びに奮闘した。お万の方、お楽の方、お夏の方は、
すべて春日局が家光の側室にと推選した女性です。
春日局は、大奥の基礎を固め64歳で亡くなるまで大きな権力を握った。
辞世の句は「西に入る 月を誘い 法をへて 今日ぞ火宅を逃れけるかな」
また、朝廷から従二位の位を授かる。
平時子や北条政子と同じ位なのでどのくらい権勢を奮ったかがわかります。
関連記事
-
-
比企尼とは?源頼朝の乳母で伊豆に流された頼朝を長年助け続ける
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」から草笛光子演じる比企尼にスポットを当てていきますね。比企尼は源頼朝の乳
-
-
お田鶴の方 夫の後を継いで曳馬城の女城主となる!椿姫観音菩薩
大河ドラマ「どうする家康」から久しぶりに女性の登場人物を紹介していきたいと思います。今回は、悲劇の女
-
-
穴山梅雪の最期が悲惨?正室の見性院は徳川家康の庇護を受け長生きする
まだ、続いてます~大河ドラマ「どうする家康」の登場人物紹介!武田家の家臣・穴山梅雪(穴山信君)を取り
-
-
藤原道長の妻 源明子は本来なら女王の身分!源倫子との格差が大きい
藤原道長には、嫡妻である源倫子のほかに妻がもう一人います。源明子と言って大河ドラマ「光る君へ」では、
-
-
足利義輝 剣豪で知られる悲運の最期を遂げる足利13代将軍!
大河ドラマ「麒麟がくる」の登場人物という事で、今回は室町幕府の第13代将軍・足利義輝をクローズアップ
-
-
源行家 死神と言われた男の最期とは?源頼朝、源義経、源義仲の叔父
さて、本日取り上げるのは源頼朝・源義経・源義仲の叔父にあたる源行家(みなもとのゆきいえ)になります。
-
-
渋沢栄一は何した人なのか?嫁・千代以外にも妾がいて女好き!
NHKの大河ドラマ「青天を衝け」が2月14日からスタートしたわけですが、登場人物を全然紹介していなか
-
-
江が溺愛した徳川忠長の子供はあの松平長七郎!?
徳川家光の弟で、家光よりも出来が良く、江が溺愛したとされる徳川忠長。 最期は、家光の邪魔となり28
-
-
千姫の生涯 豊臣秀頼との夫婦愛
千姫の生涯 豊臣秀頼との夫婦愛。 大河ドラマ「江」第39話で、豊臣秀頼に側室が出来て 嫡男が誕生
- PREV
- 大姥局 江の関係は?
- NEXT
- 千姫の生涯 豊臣秀頼との夫婦愛
