織田信忠 松姫
公開日:
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最終更新日:2016/02/25
大河ドラマの登場人物 松姫, 織田信忠
織田信忠 松姫 について。
大河ドラマ「江」で、父・織田信長と同じく京の二条御所で討たれた
信長の嫡男・織田信忠についてご紹介したいと思います。
「江」では、あまり出番がなかったのですが、織田信忠と言えば
武田信玄の娘、松姫との悲恋エピソードが有名ですね。
昔のドラマで、「おんな風林火山」というのがありました。
このドラマは、松姫と織田信忠のラブストーリーでした。
松姫役は、「江」でお市の方を演じる鈴木保奈美が演じた。
織田信忠と松姫は、小さい頃の許嫁同士でした。
松姫7歳、信忠11歳で婚約したようです。
しかし、5年後に織田家と武田家が敵同士になり婚約解消になる。
それから10年後に武田家は織田家に討たれて滅亡します。
武田家を滅亡させた時の総大将が信忠という皮肉な運命。
松姫は、親戚の小さな姫たちを伴って様々な苦難を乗り越え、
落ち延びます。そんな松姫の元に織田信忠の使者がやってきます。
織田信忠は、武田家滅亡後、松姫を妻にしたいと迎えに
行かせたわけですが、不運なことに本能寺の変で信忠は、
26歳の若さで亡くなってしまいます。
松姫は、信忠に会いに行く道中で死の知らせを聞く事になります。
本能寺の変が起きた同年秋、松姫は22歳の若さで出家する事になります。
心源院に移り住み信松尼と称して武田一族、信忠の冥福を祈った。
織田信忠と松姫は、幼い頃から手紙のやりとりをしていて
絆を深めていったようですね。婚約解消後もやりとりしていたそうです。
松姫は一生独身を通し、また信忠も亡くなるまで正室を持たなかったらしい。
後一歩のところで一緒になれなかったのは、運命のいたずらか
それとも武田家の呪いか???
松姫は、2009年大河ドラマ「天地人」の菊姫(上杉景勝の正室)の
実姉ですね。武田信玄と側室・油川夫人から生まれた姉妹です。
油川夫人は、「甲州一の美女」として名高く娘達も美人だったらしい。
菊姫も才色兼備で有名でしたし、松姫もその美貌と武田ブランドを欲しがる
徳川家康にあやうく側室にさせられるところを替え玉をあてがい対処したとの
本当かわからないが、そんな逸話があるそうです。
しかし、武田信玄は美人好きなのでしょうか?
正室の三条夫人も武田勝頼の母、諏訪御料人も皆美人だったらしい。
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