*

徳川国松(忠長)の生涯

公開日: : 最終更新日:2016/02/25 大河ドラマの登場人物 , , , ,

スポンサーリンク

徳川国松(忠長)の生涯 について。
江姫と徳川秀忠の次男で、徳川家光の弟である国松。
後の駿府藩主・徳川忠長の生涯について紹介します。

兄の家光と比較すると出来の良かった弟のようです。
容姿も良く学問や武術にも優れた才能をみせていて、
幼い頃から両親に溺愛されて育ちました。

幼少期は、竹千代(家光)派と国松(忠長)派で
時期、将軍跡継ぎをめぐる争いがあった。

そして、忠長は駿府藩主となり後に55万石の大名となる。
将軍の実弟と言う事もありそれにふさわしい待遇を受けた。

しかし、父の徳川秀忠か病に倒れると立場が危うくなる。
(この時、すでに母の江は亡くなっています。)
家臣を殺めたという理由だけで改易され領地を全て没収。
父の危篤にも目通りが許されなかった。
そして、幕命で自害を命じられる。

出来の良かった事がかえって災いとなったようです。
結局、両親が亡くなると29歳の若さで自害させられます。
悲劇的な最期を遂げた徳川忠長はなぜ自害させられたか?

忠長の権力が家光と対等だったため。
そして、兄の徳川家光と険悪な仲だったのも原因に
あげられています。両親の溺愛も理由にあげられる。

史実上は、忠長に子供はいません。
忠長の子と言うと、ドラマで有名な松平長七郎がいます。
残念ながら、架空の人物のようです。

徳川忠長の正室は、織田信良の娘である久姫(織田昌子)
江が強く願った縁組で、久姫10歳で嫁ぐ事になる。
夫が亡くなると、落飾して竹橋御殿に移り住む。
竹橋御殿は、千姫の屋敷ですね。
久姫は、78歳まで長生きしました。

家光と二人の弟―三代将軍徳川家光、駿河大納言忠長、保科正之

スポンサーリンク

関連記事

no image

祇王祇女と仏御前

平清盛の寵愛をうけた白拍子ということで、ドラマにも登場した祇王祇女、そして仏御前について取り上げたい

記事を読む

平手政秀役は上杉祥三!織田信秀と信長に仕えた家臣で最期は切腹する

大河ドラマ「麒麟がくる」は、織田信秀が亡くなり今川に睨まれて四面楚歌の織田信長に義父である斎藤道三が

記事を読む

大野治長と大蔵卿局

大野治長と大蔵卿局 の親子を取り上げます。 大河ドラマ「江」での大野治長は、武田真治が演じています

記事を読む

徳川家康について

徳川家康について エピソードをご紹介します。 お江の後の義父になる徳川家康について、色々と調べてみ

記事を読む

家光の側室 お玉の方

今回、取り上げるのはお玉の方、後の桂昌院です。テレビドラマ「大奥 誕生~有功・家光篇」では、KAT-

記事を読む

江 お江与

2011年のNHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」のヒロイン。 江についての生涯をご紹介していきた

記事を読む

鳥居元忠 伏見城の戦いで壮絶な最期!徳川家康の忠臣で子孫も恩恵を受ける

大河ドラマ「どうする家康」で、鳥居元忠を演じるのは音尾琢真さんです。家康の数多くいる忠臣の中でも忠義

記事を読む

三条西実澄から細川藤孝への古今伝授!三条西家の公家としての家格は?

大河ドラマで気になる人物を紹介しています。今日、取り上げるのは石橋蓮司が演じている公家の三条西実澄で

記事を読む

土岐頼純 帰蝶の最初の夫で美濃国の守護大名

第2話目の大河ドラマ「麒麟がくる」も面白かったですね。今回は、最終回まで楽しく観れそうです。

記事を読む

渋沢栄一は何した人なのか?嫁・千代以外にも妾がいて女好き!

NHKの大河ドラマ「青天を衝け」が2月14日からスタートしたわけですが、登場人物を全然紹介していなか

記事を読む

豊臣秀長の死因や妻、描かれた小説と大河ドラマを徹底解説

2026年の大河ドラマ「豊臣兄弟!」は、豊臣秀吉の弟である豊臣秀長が主

2026 大河ドラマ「豊臣兄弟!」のキャスト|ヒロイン役の永野芽郁の代役は?

2026年の大河ドラマ第65作目となる「豊臣兄弟!」は、久しぶりに戦国

藤原定子 夫・一条天皇に寵愛されたが実家の没落に見舞われた悲運の皇后

母の高階貴子や清少納言は取り上げたのですが、肝心の藤原定子を取り上げて

藤原宣孝 紫式部の夫で歳の差20歳以上?結婚生活は約3年で死別する

紫式部は、源氏物語という名作を世に出しましたが、当の本人は清少納言や和

清少納言と紫式部は犬猿の仲!?2度の結婚と藤原定子への宮仕え

紫式部のライバルとして名高い清少納言を取り上げます。 大河ドラマ

→もっと見る

PAGE TOP ↑