徳川家光 竹千代
徳川家光 竹千代 について。
大河ドラマ「江」の登場人物を紹介しています。
今回登場するのは、江の長男である竹千代です。
竹千代は、後の徳川三代将軍・徳川家光です。
ドラマを観ると母の江は、竹千代(徳川家光)よりも
弟の国松(徳川忠長)を可愛がっていたのも事実のようです。
母のみならず父の秀忠も国松のほうを可愛がっていた。
理由は、竹千代が乳母の春日局が育てたと言う事もありますが、
竹千代は病弱だったのに対して国松は容姿端麗で才気あふれる
少年で、竹千代は強いコンプレックスを抱いてたようです。
徳川家光のエピソードを紹介します。
●お忍びで外出するのが好きだった
●祖父の家康を強く崇拝していた。
●子供の頃から病弱だった
●戦国大名を好み特に伊達政宗を尊敬した
●正室の鷹司孝子(公家出身)とは不仲、生涯冷遇した
●中年になるまで男色傾向だった
●春日局は側室選びに走り回る(世継ぎ誕生を期待して)
●晩年になると側室たちに子供が生まれる
正室の鷹司孝子とは、かなり不仲だった事も原因のひとつか
わかりませんが、長い期間、男色傾向が続いた徳川家光。
春日局の頑張りで、晩年になると側室を寵愛するようになります。
徳川家光の代表的な側室を紹介しておきます。
≪お楽の方≫
四代将軍・徳川家綱の生母。
13歳の時、春日局の目にとまり大奥に入る。
≪お振の方≫
家光のはじめての子である千代姫を生む。
春日局の養女となり大奥に入った。
男装して家光に近づいたという説もあるらしい。
≪お夏の方≫
徳川綱重の生母で、六代将軍徳川家宣の祖母にあたる。
「御湯殿」で家光の入浴の手伝いをして見初められる。
家光の姉・千姫と一緒に住んでいました。
≪お玉の方≫
犬将軍の五代・徳川綱吉の生母、桂昌院です。
「玉の輿」の玉は、お玉の方からきているという俗説あり。
≪お万の方≫
公家出身の側室で、家光から最も寵愛された。
お万の尼僧姿を家光が一目ぼれ、春日局により還俗させられた。
春日局が亡くなった後、大奥での支配者として君臨した。
関連記事
-
-
八田知家 鎌倉殿の13人のひとりで阿野全成を殺害した人物
鎌倉幕府で御家人たちが源頼家を抑える(?)ために結成された十三人の合議制の13名を紹介していきたいと
-
-
徳川家康 正室 築山殿
徳川家康 正室 築山殿 について。 大河ドラマ「江」の2011年1月23日放送で、江に衝撃を与える
-
-
藤原秀衡の正室が義理の息子・藤原国衡に再嫁する!?マジ話でした
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」先週の第20回放送で気になる場面がありました。 その場面というのは
-
-
鵜殿長照 大高城での籠城戦を経て上ノ郷城で討ち死にする戦国武将
珍しく本日、2回目の更新になります。 2023年の大河ドラマ「どうする家康」に登場する歴史上の
-
-
織田信秀 ライバル・斎藤道三や息子・信長とは正反対の秩序ある武将
今日、紹介する大河ドラマ「麒麟がくる」の登場人物は、織田信長のお父さんである織田信秀です。 ド
-
-
織田信勝 信長の弟で母・土田御前の溺愛による非業の死
俳優の木村了が演じる織田信長の弟・織田信勝を取り上げます。 いや~、前回、信長が自分の地位を脅
-
-
正親町天皇 坂東玉三郎が演じる美しい帝と弟・覚恕との仲
坂東玉三郎が演じている第106代天皇の正親町天皇について調べてみました。 昨日の深夜、NHKで
-
-
源応尼 徳川家康の祖母で超絶美人!5度も嫁ぐが夫に先立たれる
はい、本日は、徳川家康の祖母である源応尼(華陽院)を取り上げますね。 大河ドラマ「麒麟がくる」
-
-
足利義昭 室町幕府15代将軍の最期と嫁について!駒は側室?
麒麟がくるの登場人物の中で登場シーンが多いわりにまだここで取り上げていなかった人物ということで足利義
-
-
円融天皇の愛妻は詮子・遵子ではなく最初の中宮・藤原媓子だった!?
大河ドラマ「光る君へ」に登場する人物という事で、第64代天皇である円融天皇(えんゆうてんのう)を取り
- PREV
- 江 あらすじ 40話【親の心】
- NEXT
- 徳川国松(忠長)の生涯