*

弘徽殿の女御・よしこは花山天皇に寵愛され過ぎて死去した?

スポンサーリンク

忙しくて中々、大河ドラマ「光る君へ」を観れずにいたのですが、ようやく第5話の録画を見ることが出来ました。

そこで気になった人物という事で花山天皇の寵愛が深かったと伝わる弘徽殿の女御を取り上げたいと思います。大河ドラマでは、井上咲楽が演じています。

弘徽殿の女御は、藤原為光の娘である藤原忯子(ふじわらのよしこ)の事を指します。花山天皇の寵愛を一身に受けて懐妊までした弘徽殿の女御でしたが、子の誕生を待たないまま17歳という若さで亡くなってしまいました。

弘徽殿の女御・よしこの一生とは?

969年(安和2年)に藤原為光の娘として誕生した藤原忯子は、美しく成長した16歳の時に1歳年上の花山天皇から望まれて入内しました。

藤原忯子は、入内したあと七殿五舎で最も格の高い弘徽殿に住むことになり弘徽殿の女御と呼ばれることになります。

花山天皇は誰よりも藤原忯子を寵愛したので、すぐに懐妊しますが、入内してからわずか1年足らずの985年(寛和元年)に体調を崩してそのまま亡くなってしまうのです。

藤原忯子を失った花山天皇の嘆きは相当なもので退位して出家を考えるようになります。それを利用したのが、孫を早く即位させたい藤原兼家でした。

花山天皇の退位は弘徽殿の女御の死がきっかけ?

藤原兼家は、娘の藤原詮子が生んだ円融上皇のたった一人の皇子である懐仁親王を即位させたいと思っていました。そのためには、邪魔な花山天皇を早く天皇の位から引きずり下ろしたいと考えていました。

ちょうど、藤原兼家の息子である藤原道兼が、花山天皇の蔵人を務めていたこともあり道兼は言葉巧みに花山天皇を騙して出家させてしまうのです。

弘徽殿の女御を亡くしたばかりの花山天皇は、意欲消失していたので退位させて出家させるのは簡単なことだったのでしょう。後から出家したのを後悔したと伝わりますが、後の祭りですよね。

花山天皇 弘徽殿の女御亡き後どうなった?

花山天皇が退位して出家した時の年齢は、まだ20歳にもなっていませんでした。本当だったらこれから本格的に政をする年齢ですよね。

まだまだ若い花山上皇は、弘徽殿の女御亡き後も女性関係で話題にのぼることが多かったようです。ここで亡くなるまで弘徽殿の女御を想い続けたとなればよかったのに・・・小説ではないのでありえませんでしたね(笑)

花山上皇の女性スキャンダル(?)を一つ紹介します。

花山上皇は29歳の時に、四の君(何と弘徽殿の女御の妹!そして、のちに藤原道長の妾)のもとに通っていました。四の君は、三の君という妹とも同じ邸に住んでいたため三の君に想いを寄せていた藤原伊周は勘違いして花山上皇を襲撃してしまったのです。

花山上皇は無事でしたので、出家した身で女性のもとに通っていたことを知られたくありませんでした。しかし、ライバルである藤原伊周を陥れたい藤原道長に利用されて世間にバレてしまいました。これがのちに長徳の変と呼ばれる政変に繋がるのです。

スポンサーリンク

関連記事

藤原道綱母 蜻蛉日記の作者は本朝三大美人の一人!道長の父・藤原兼家の妾妻

藤原道長の父である藤原兼家には、嫡妻である時姫以外にも当然の如く妻がいました。有名どころでは、「蜻蛉

記事を読む

土田御前 大河ドラマで織田信長の母を演じるのは檀れい

大河ドラマ「麒麟がくる」で、帰蝶が織田家に嫁ぎました。 そのため、織田家の人物が登場するように

記事を読む

明智光秀の娘 長女・岸の2度の結婚と最期について

大河ドラマ「麒麟がくる」ですが、本能寺の変まであと5年なんですね。という事は最終回も近いという事か・

記事を読む

no image

源義朝の常盤御前以外の側室

源頼朝・義経の父親である源義朝は、正室に由良御前と側室に常盤御前がいました。ドラマでもその二人しか登

記事を読む

徳川国松(忠長)の生涯

徳川国松(忠長)の生涯 について。 江姫と徳川秀忠の次男で、徳川家光の弟である国松。 後の駿府藩

記事を読む

水野信元 清洲同盟の立役者だが最期は甥の徳川家康に処刑される運命!

徳川家康主人公の2023大河ドラマ「どうする家康」から登場人物を紹介しています。家臣の紹介が多かった

記事を読む

no image

平宗子(池禅尼)

大河ドラマ「平清盛」の登場人物を紹介しています。 今回登場するのは、和久井映見が演じる平宗子さんです

記事を読む

源倫子のおかげで藤原道長は出世した?子供に恵まれて長生きだった

2024年大河ドラマ「光る君へ」の第3回から登場している源倫子(みなもとのともこ)を取り上げますね。

記事を読む

高階貴子 百人一首に選ばれた当代きっての女流歌人!中宮・藤原定子の生母

今回、取り上げる人物は、藤原道長の長兄・藤原道隆の奥さんである高階貴子(たかしなのたかこ)です。出世

記事を読む

上総介広常の最期は源頼朝に裏切られる?

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で、佐藤浩市が演じる上総介広常を今回は取り上げたいと思います。 坂

記事を読む

豊臣秀長の死因や妻、描かれた小説と大河ドラマを徹底解説

2026年の大河ドラマ「豊臣兄弟!」は、豊臣秀吉の弟である豊臣秀長が主

2026 大河ドラマ「豊臣兄弟!」のキャスト|ヒロイン役の永野芽郁の代役は?

2026年の大河ドラマ第65作目となる「豊臣兄弟!」は、久しぶりに戦国

藤原定子 夫・一条天皇に寵愛されたが実家の没落に見舞われた悲運の皇后

母の高階貴子や清少納言は取り上げたのですが、肝心の藤原定子を取り上げて

藤原宣孝 紫式部の夫で歳の差20歳以上?結婚生活は約3年で死別する

紫式部は、源氏物語という名作を世に出しましたが、当の本人は清少納言や和

清少納言と紫式部は犬猿の仲!?2度の結婚と藤原定子への宮仕え

紫式部のライバルとして名高い清少納言を取り上げます。 大河ドラマ

→もっと見る

PAGE TOP ↑