藤田伝吾 本能寺の変や山崎の戦いで活躍した明智五宿老の一人
大河ドラマの印象的な登場人物を紹介するという事で、今回の記事では藤田伝吾を取り上げたいと思います。
明智光秀の母・牧がこのまま明智の屋敷に留まるとしたときに説得にあたったのが徳重聡さん演じる明智家の家臣・藤田伝吾です。
それでは、藤田伝吾の人物像を紹介していきたいと思います。

藤田伝吾 明智五宿老として信頼厚き家臣
大河ドラマ「麒麟がくる」では、藤田伝吾という名前ですが、藤田行政と呼ばれることも多いです。しかし、ここでは伝吾にしておきますね。
藤田伝吾は、明智光秀の信頼が厚かったとされる明智五宿老の一人です。
ちなみに、明智五宿老は以下の5人です。
明智秀満、斎藤利三、明智光忠、藤田行政(藤田伝吾)、溝尾茂朝
藤田伝吾は、主君の明智光秀が本能寺の変を決意した時に打ち明けられた数少ない武将の一人でもあります。
明智家の家臣として活躍した藤田伝吾ですが、その素性は全く分かっていません。とても不明なことが多くどこで生まれたのかや両親などの情報も全然ないのです。wikipediaでさえも少なすぎるという・・・。
同じ光秀家臣の明智秀満や斎藤利三なんかはエピソード等々てんこ盛りなのに!
ただ、光秀の家臣になる前は、光秀のお父さんである明智光綱に仕えていた事は分かっています。なので光秀の古くからの家臣であることは間違いないでしょうね。

藤田伝吾 本能寺の変と山崎の戦いでの活躍
明智光秀が織田信長に仕えるようになると、藤田伝吾も出世していきます。そして、光秀が任されていた畿内の山城国にある静原山城主になります。
本能寺の変では、明智光忠や溝尾茂朝と一緒に4000の兵を率いました。
その後の藤田伝吾ですが、大和郡山城主である筒井順慶を説き伏せに行きます。
明智側は、筒井順慶と細川藤孝(細川幽斎、ガラシャの義父)が味方になってくれると思ってたら様子見をされてしまってそのまま光秀は羽柴秀吉に敗れてしまったのでした。
筒井順慶は、光秀と友人関係にあり最後の最後まで出陣を迷ったみたいですが、家を守るという事もあり光秀の家臣たちとは違うのかもしれませんね。
一応、筒井順慶は、近江まで兵を出して陣を敷いたようですが、それ以上動かなかったようです。細川藤孝の方は、家督をガラシャ夫に譲り、剃髪して幽斎となり隠居します。
結局、思うように味方を得られなかった明智軍は、山崎の戦いで惨敗しました。
藤田伝吾はこの山崎の戦いでは、明智軍の右翼隊を率いました。しかし、体の6か所を負傷してこのままでは形勢不利とみて淀の方まで退去していきます。
そして、その翌日、勝龍寺城が落ちたとの知らせに絶望して自害の道を選びました。
関連記事
-
-
久松俊勝 徳川家康の母・於大の方の再婚相手!家康に激怒で隠居する?
徳川家康の義父にあたる久松俊勝を取り上げます。 大河ドラマ「どうする家康」では、リリー・フラン
-
-
藤原兼子 北条政子と関係深く後鳥羽上皇の乳母として権勢を奮う
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」から紹介する登場人物、久しぶりに朝廷から藤原兼子にスポットをあてていきた
-
-
豊臣秀長の死因や妻、描かれた小説と大河ドラマを徹底解説
2026年の大河ドラマ「豊臣兄弟!」は、豊臣秀吉の弟である豊臣秀長が主人公となります。この秀長を演じ
-
-
渋沢市郎右衛門 渋沢栄一の父の生涯について!実はお婿さん
渋沢栄一の父である渋沢市郎右衛門を取り上げたいと思います。 大河ドラマ「青天を衝け」では、小林
-
-
姫の前 北条義時の正室・比奈は後に離縁して源具親と再婚する
女優の堀田真由演じる比奈が、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に先週初登場しましたね。 比奈は、新垣
-
-
小松姫(稲姫) 本多忠勝の娘で真田信之の正室!才色兼備で男勝り?
戦国時代の姫たちの中でも人気が高い小松姫は、2023年の大河ドラマ「どうする家康」にも登場しています
-
-
牧の方 りくという名前で登場する北条時政の後妻
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」ですが、今回登場する人物は宮沢りえが演じている北条時政の後妻・りく にな
-
-
藤原惟規 紫式部の弟は出来が悪い?紫式部日記から分かる姉弟の仲とは
紫式部の弟とされる藤原惟規(ふじわらののぶのり/これのぶ)を取り上げます。まだ、ドラマでは子供時代な
