第3回・源平の御曹司
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最終更新日:2016/12/19
歴代・大河ドラマの紹介 北面の武士, 源義朝, 藤原璋子, 鳥羽上皇
NHK大河ドラマ「平清盛」、第3回のあらすじです。
今回のタイトルは「源平の御曹司」です。
生涯のライバルとなる二人の御曹司
平氏の平清盛
源氏の源義朝(源頼朝と源義経のお父さん)を中心とした展開でした。
それでは、第3回「源平の御曹司」のあらすじです。
平家では、平忠盛の次男・平次が元服して名前を平家盛と改めた。
家中では、忠盛と正室・宗子との間に生まれた実子の家盛のほうが跡取りに相応しいという雰囲気が漂っていた。
一方、清盛は西海(現在の瀬戸内海のこと)で鱸丸たちと一緒に海賊たちから漁民を守っていた。
そして、奪われた食物を漁民たちに返して感謝されていた。
自分の行いに満足する清盛だったが、ある日、賊に間違われて京に連れ戻されてしまう。
そんな中、清盛はある男と出会う。
源氏の棟梁・源為義の嫡男である源義朝だ。
源義朝は突然、清盛を呼び止めて競べ馬で勝負しろとふっかけてくる。
しかし、清盛は相手にせず。
白河法皇が崩御して、権力は鳥羽上皇に移っていた。
鳥羽上皇の后で崇徳帝の母である璋子は、上皇が帝への愛情が薄い事を訴える。
それに対して上皇は、帝は自分の子ではなく璋子が白河法皇と密通して生まれた子ではないかと怒りをあらわにする。
その言葉に璋子は、なぜ上皇が怒っているのか理解できず終いには「叔父子と思って可愛がって下さい」と言う始末。
ある意味、第3回で鳥羽上皇と璋子のやりとりがぶっ飛んでいた。
無邪気で悪気がないんだろうな、璋子は。
後から登場人物編で「待賢門院 藤原璋子」について取り上げたいと思います。
劇中にも出てきましたが、佐藤義清(後の西行法師)が恋い焦がれたほど美しい女性だったようです。
源為義は義朝を鳥羽院の警護をする「北面の武士」にしようと鳥羽上皇の近臣・藤原家保・家成親子へ願い出る。
しかし、「北面の武士」の座は、清盛に白羽の矢があたる。
白河法皇への忠誠が強かった平氏が鳥羽上皇にも忠誠心があるか試したかったからだ。
一方、清盛は検非違使に捕らわれたままの仲間を牢から助け出すが、再度、役人に捕まってしまう。
そして、平氏の館にも役人が押し掛けてきた。
清盛は自分がすべて責任をとるというが、叔父の平忠正はそう思うなら平氏と縁を切ってくれと懇願する。
しかし、忠盛はそれを許さず。そして、清盛は、無頼の日々を送れているのは平氏一門が守っていたからだと知る。
自分の情けなさを知って心がズタズタの清盛は、源義朝に競べ馬を申し込む。
勝負の途中で、落馬した清盛は自分の無力さを嘆きわめく。
その姿をみた義朝は、数年前に白河法皇の前で清盛の舞う姿を見た事があると告げる。
その時から自分は、清盛を目標にしてきたこと。
そして、武士は「王家の犬」ではなく武士が「王家を守っている」という事を伝えてその場を立ち去る。
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