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大河ドラマ「国盗り物語」高橋英樹の信長がイケメンだった

昨日、6月21日(日)の大河ドラマは、過去放映作品の大河ドラマ「国盗り物語」の名場面が紹介されていました。

今年の大河ドラマ「麒麟がくる」の登場人物と被っているので、視点を変えてドラマをみるのも面白かったですね。それで、「独眼竜政宗」に続き「国盗り物語」の印象に残ったことを書き出してみたいと思います。

国盗り物語

大河ドラマ「国盗り物語」で印象に残ったこと

・俳優さんの力量なのか全体的に迫力が凄かった
・道三を演じる平幹二朗と本木雅弘の姿が重なった
・道三は女たらしなのね
・高橋英樹の信長がイケメンだった
・深芳野の印象がまるで違う
・松坂慶子が超美人!あれでまだ21才!?
・信長の光秀に対するパワハラが酷いかも
・秀吉がメソメソしている

名場面たくさんあったのですが、今ざっと思い付いた事を書き出してみました。

印象的だったのは高橋英樹があんなに美形だったことです。最近はもうバラエティに沢山出ているのでその印象が強いのですが、やっぱり偉大な時代劇役者なんですよね。

俳優陣もですが、女優陣もかなり豪華ですよね。お万阿の池内淳子、三田佳子の深芳野、濃姫の松坂慶子など大女優が演じていて他の登場人物もそうそうたるメンバーのキャスティングでした。

斎藤道三 油問屋の未亡人の旦那となる?

さて、ここからは大河ドラマ「国盗り物語」のストーリーの中で、注目したいこと疑問に思ったことを書いていこうと思います。

まず、斎藤道三が表舞台に出てくる足掛かりとなった油問屋の未亡人、お万阿の存在です。「国盗り物語」では、池内淳子が演じていました。

ドラマでは、斎藤道三が油問屋の財産(?)が欲しくてお万阿に近付きますが、お万阿は道三にコロッと騙されてしまいます。

史実はどうだったのか調べてみたら斎藤道三、もしくは道三の父である松波庄五郎が、油問屋の娘と結婚した事が史料に残っているとの事でした。これは、多分、道三・父の可能性が高いようで、一代で国盗りをしたと思われていた道三は実は父子の二代で達成したことになるようです。近代ではこの説が有力だという事です。

斎藤道三の側室 深芳野の印象が違う

「麒麟がくる」と「国盗り物語」の登場人物は、ほぼ丸被りだと思うのですが、その中でも印象が全く違うのは、斎藤道三の側室である深芳野です。

「国盗り物語」での三田佳子の比重が大きいのもあると思うのですが、「麒麟がくる」の深芳野よりもヒロイン的(?)な描かれ方だなぁと感じました。

「麒麟がくる」の深芳野は、悪女的な描かれ方ですし、主人公が明智光秀という事もありそこまで重要なキャスティングではないですからね。

ただ、どちらの深芳野も夫と息子が争うのだけは避けたい、母の愛を感じました。

大河ドラマ「国盗り物語」は名作だった?

大河ドラマ「国盗り物語」は、キャスティングも豪華でこれぞ大河ドラマという感じでした。

主人公の斎藤道三役が平幹二朗、織田信長役が高橋英樹、明智光秀役が近藤正臣。この三人をメインに、女優陣もお万阿役の池内淳子、深芳野役の三田佳子、濃姫役の松坂慶子。

他に昨日の名場面に登場した人物では、羽柴秀吉役の火野正平、黒田官兵衛役の江守徹、土岐頼芸役の金田龍之介、斎藤龍興役の大石吾朗、柴田勝家役の宍戸錠、森蘭丸役の中島久之、お槙(妻木煕子)役の中野良子、徳川家康役の寺尾聰などいました。

司馬遼太郎の作品であったのも名作と言われる所以かもしれませんね。「国盗り物語」第1回目から観たいと思いました。

あっ、それと7月12日放送の大河ドラマ名場面特集が決定しました。1996年の大河ドラマ「秀吉」が放送されるそうです。竹中直人の秀吉ですね。おね役が沢口靖子でした。

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