*

毛利新介 今井翼が演じる織田信長の馬廻!本能寺の変で討死

ジャニーズを退社してからも順風満帆な今井翼さん!

休養明けですが、大河ドラマへの出演という事で話題になっていました。今後の活躍が楽しみな今井翼ですが、「麒麟がくる」での役は毛利新介という人物でした。

桶狭間の戦いで、今川義元の首級をあげた人物として知られる毛利新介について調べてまとめてみましたので是非、読んでみて下さいね。

毛利新介の生涯について

毛利新介は、尾張国の出身と伝わります。毛利一族は代々、織田家に仕えていたので、新介も信長に仕えるようになります。そして、毛利新介は信長の馬廻(うままわり)という職に就いていました。

馬廻については、主君のそばに仕える事ができて、且つ主君をお守りする若者の出世コースとされていました。簡単に言えば信長の親衛隊です。

馬廻とは?

馬廻は、騎馬の武士で、大将の馬の周囲に付き添って護衛や伝令及び決戦兵力として用いられた武家の職制のひとつ。平時にも大名の護衛となり、事務の取次ぎなど大名の側近として吏僚的な職務を果たすこともあった。武芸に秀でたものが集められたエリートであり、親衛隊的な存在であったとされる。

織田信長の馬廻衆は、小姓と並んで土豪の次男・三男などから編成され、信長の側近として活躍した。信長の馬廻・小姓の精鋭は赤・黒二色の母衣衆に抜擢され、そこから部隊の指揮官に昇進した例も多い。

毛利新介 桶狭間の戦いでの活躍

毛利新介が一躍、その名を轟かすのは桶狭間の戦いの時でした。まだ若武者だった毛利新介は、主君の敵である今川義元の首級をあげました。

はじめ、今川義元に迫ったのは同じく馬廻だった服部小平太です。しかし小平太は、義元の反撃に遭い膝を負傷します。そこに新介が現れて、義元に襲い掛かるのでした。

今川義元は、毛利新介に首を斬られるときに新介の指を噛み切ったと伝わります。そして、嘘か誠か首だけになった義元の口には新介の指がくわえてあったそうな・・・。

うわぁー、想像しただけでぞぞっとしますね(汗)

しかし、指を噛み切られたとしても桶狭間の戦いでの最大の武功を毛利新介はあげたのですからきっと悔いはないでしょうね。

きっと服部小平太は悔しかったのではないでしょうか?

毛利新介 桶狭間の戦いのあと

桶狭間の戦いで大活躍した毛利新介は、その後も主君である織田信長の側近として仕えました。尺限廻番衆という職に就き判物や書状に署名をする仕事をしていたようです。

信長を敵から守る護衛というような職ではなく今でいう事務方の仕事ですね。勿論、尺限廻番衆も重臣の職の一つです。

毛利新介は、信長に随行することが多く最期まで傍に仕えていました。そのため本能寺の変でも信長に従い京に滞在していました。

しかし、本能寺の変では、すでに信長のいる本能寺は敵に囲まれていたために駆け付けることが出来ず、信長の嫡男・信忠がいる二条御所の方に駆け付けました。だが、二条御所も明智軍に囲まれて信忠とともに毛利新介も討ち死にする運命となったのです。

大河ドラマ「麒麟がくる」休止中に放送される次回の大河ドラマ「国盗り物語」では、毛利新介役を村松克巳さんが演じていました。名場面集なので登場ないかもしれませんが、もし桶狭間のシーンがあったら今井翼と対比して観るのも面白いかもしれませんね。

ab

広告

関連記事

阿波局 北条政子と北条義時の妹を演じるのは宮澤エマ

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の登場人物、今回は宮澤エマ演じる実衣を紹介していきたいと思います。

記事を読む

源義経の正室 郷御前は静御前と対立!?夫と共に平泉に逃れて悲劇の最期

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では、源義経が無尽の活躍をみせて平氏がいよいよ追い込まれていきます。

記事を読む

織田信忠 松姫

織田信忠 松姫 について。 大河ドラマ「江」で、父・織田信長と同じく京の二条御所で討たれた 信長

記事を読む

no image

常盤御前の子供たち

久しぶりに平清盛の登場人物について紹介したいと思います。都の美女千人を集めた中で一番の美女だといわれ

記事を読む

森蘭丸 兄弟 について

森蘭丸 兄弟 について。 織田信長の小姓で、男色の相手とも言われる森蘭丸。 男でありながら女性の

記事を読む

久松俊勝 徳川家康の母・於大の方の再婚相手!家康に激怒で隠居する?

徳川家康の義父にあたる久松俊勝を取り上げます。 大河ドラマ「どうする家康」では、リリー・フラン

記事を読む

藤原宣孝 紫式部の夫で歳の差20歳以上?結婚生活は約3年で死別する

紫式部は、源氏物語という名作を世に出しましたが、当の本人は清少納言や和泉式部など同じ時代を過ごした才

記事を読む

藤原兼子 北条政子と関係深く後鳥羽上皇の乳母として権勢を奮う

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」から紹介する登場人物、久しぶりに朝廷から藤原兼子にスポットをあてていきた

記事を読む

明智光秀 本能寺の変

明智光秀 本能寺の変 今回、取り上げるのは明智光秀です。 主君、織田信長を裏切り本能寺の変で自害

記事を読む

no image

祇王祇女と仏御前

平清盛の寵愛をうけた白拍子ということで、ドラマにも登場した祇王祇女、そして仏御前について取り上げたい

記事を読む

ab

広告

ab

広告

藤原定子 夫・一条天皇に寵愛されたが実家の没落に見舞われた悲運の皇后

母の高階貴子や清少納言は取り上げたのですが、肝心の藤原定子を取り上げて

藤原宣孝 紫式部の夫で歳の差20歳以上?結婚生活は約3年で死別する

紫式部は、源氏物語という名作を世に出しましたが、当の本人は清少納言や和

清少納言と紫式部は犬猿の仲!?2度の結婚と藤原定子への宮仕え

紫式部のライバルとして名高い清少納言を取り上げます。 大河ドラマ

藤原道長の妻 源明子は本来なら女王の身分!源倫子との格差が大きい

藤原道長には、嫡妻である源倫子のほかに妻がもう一人います。源明子と言っ

藤原実資とその妻・桐子の夫婦仲は?日記「小右記」は本当にあった

お笑いの「ロバート」秋山竜次が、大河ドラマ「光る君へ」で藤原実資を演じ

→もっと見る

PAGE TOP ↑