統子内親王(むねこないしんのう)
公開日:
:
最終更新日:2016/12/19
大河ドラマの登場人物 後白河天皇, 愛原実花, 統子内親王
久々に朝廷側の人物を取り上げたいと思います。
統子内親王(上西門院)という女性で、大河ドラマ「平清盛」では、元宝塚女優の愛原実花が演じました。愛原実花は、つかこうへいの娘なんですね。ちなみに歌舞伎の片岡愛之助の元カノです。
話が逸れましたが、統子内親王を簡単に紹介すると、、、
彼女は、鳥羽天皇と待賢門院璋子の間に生まれた娘です。兄妹には、崇徳天皇と後白河天皇がいて、後白河天皇とは1歳違いで統子がお姉さんになります。
ちなみに、統子は、類まれな美貌の女性であったとされます。母親の璋子に似たようです。ドラマでは、失礼ながら美貌という感じではなかったですね。ただ、華やかなサロンだったのは本当のようです。後白河天皇とは、非常に兄妹仲がよく、統子が64歳で亡くなった時、深く悲しんだと伝えられています。
あと、彼女は、上西門院という名で女院として宣下されています。崇徳天皇時代は、賀茂斎院も経験しています。後白河天皇の時代になると、准母となりましたが、これは当時、権力を持っていた美福門院得子に対抗するためだったらしい。
関連記事
-
-
徳川将軍家 夫に冷遇された御台所
江は、徳川将軍家で唯一の次期将軍を生んだ御台所であり、夫からも大切にされた女性です。御台所の中では、
-
-
家光の側室 お楽の方
ドラマ「大奥 誕生~有功・家光篇」の登場人物から捨蔵を取り上げます。捨蔵のモデルは、徳川家光の側室、
-
-
静御前 源義経の愛妾!しづやしづの舞を披露した白拍子
先日、源義経の正室である郷御前(「鎌倉殿の13人」では里)を取り上げましたので、もう一人の妻である静
-
-
豊臣秀吉の姉・ともの悲劇!秀次亡き後は日秀尼と称して仏門に入る
大河ドラマ「どうする家康」も終わりましたが、登場人物の紹介は続きます。でも今回、紹介する人物は今回ド
-
-
松永久秀は茶器を抱いて爆死した戦国三大梟雄の一人!大河では吉田鋼太郎がハマり役
大河ドラマ「麒麟がくる」の登場人物、第1話から気になる人物を挙げていきその生涯や人物像などを紹介して
-
-
弘徽殿の女御・よしこは花山天皇に寵愛され過ぎて死去した?
忙しくて中々、大河ドラマ「光る君へ」を観れずにいたのですが、ようやく第5話の録画を見ることが出来まし
-
-
足利義昭 室町幕府15代将軍の最期と嫁について!駒は側室?
麒麟がくるの登場人物の中で登場シーンが多いわりにまだここで取り上げていなかった人物ということで足利義
-
-
土田御前 大河ドラマで織田信長の母を演じるのは檀れい
大河ドラマ「麒麟がくる」で、帰蝶が織田家に嫁ぎました。 そのため、織田家の人物が登場するように
- PREV
- 江が溺愛した徳川忠長の子供はあの松平長七郎!?
- NEXT
- 戦国大名で格式のあるのは?
