第4回・殿上の闇討ち
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最終更新日:2016/12/19
歴代・大河ドラマの紹介 佐藤義清, 北面の武士, 藤原忠実
大河ドラマ「平清盛」第4回放送(2012年1月29日)分のあらすじです。
平清盛は、北面の武士として鳥羽上皇に仕えることなった。
そこで、同じく北面の武士として仕える佐藤義清と出会います。
(第3回で待賢門院璋子に見惚れていた人物です)
佐藤義清は、荒っぽい清盛と正反対で気品がある。
さらに文武両道で、堀河局の難しい歌にもきちんと返答して一目置かれる。
義清を意識した清盛は、璋子達を前にして失敗して呆れられる有様だった。
一方、清盛の父・平忠盛は鳥羽上皇の信頼を得て「殿上人」になる。
忠盛は、武士としては初めて「殿上人」となり内裏へ上がることを許される。
平忠盛の出世を快く思わない者がいた。
藤原摂関家の長である藤原忠実をはじめとした貴族たちである。
また、平氏に差をつけられたと焦る同じ武士である源氏の棟梁・源為義。
源為義は、息子の源義朝からもなじられる始末。
ある日の事、平忠盛・清盛親子が藤原家成の館に招かれた。
その席には、藤原忠実と息子・忠通もやってきた。
藤原忠実に舞を舞うことを申しつけられた平忠盛は見事な舞を披露する。
しかし、わざと伴奏を乱れさせたり酒を投げつけたりして、忠盛は笑い者にされる。
屈辱を受けながらも忠盛は、最後まで舞を披露した。
その姿に清盛は怒りを覚える。
その後、藤原忠実は源為義を呼びつける。
そして、豊明節会の儀式で忠盛を暗殺するように唆す。
為義は、忠盛を殺そうと実行に移そうとするが、失敗する。
そして、忠盛は為義に「源氏と平氏の勝負は武士が朝廷で力をつけてからでも遅くない」「王家の犬では終わらない」と諭す。
その一部始終をずっと陰からみていた清盛と義朝。
清盛は、忠盛を待ち伏せして野心をいつからもっていたのかを問う。
忠盛の答えは、「清盛をわが子とした時からだ」と答える。
出世のために屈辱に耐えていたと思っていた父が、本当は自分と同じ気持ちだと知った清盛だった。
西行と清盛―時代を拓いた二人
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