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白河法皇の女性関係

公開日: : 最終更新日:2016/12/19 歴代・大河ドラマの紹介 , ,

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今回は、白河法皇を取り上げます。
大河ドラマでは、平清盛の実父として描かれています。
あの時代の最高権力者であり全て思うがままの人生を歩んだ人物です。

白河法皇というと、どうしてもエロ親父のイメージが強いです。
女性関係が派手で、孫の嫁(待賢門院・藤原璋子)にまで手を出すありさま。
しかし、あの白河法皇にも純愛エピソードがあったりします。

白河法皇がまだ東宮だった頃に入内した4歳年下の藤原賢子という女性がいました。
彼女は、夫が天皇の位につくと女御になり親王誕生で中宮の位につきました。

白河法皇に深く寵愛されましたが、28歳の若さで崩御。
藤原賢子の亡骸を抱いて号泣、食事もままならぬ状態だったそうです。
天皇は、死者に触れることを禁じられていたので、まわりが諭すと「例はこれよりこそ始まらめ」と反論した話は有名です。

出産の折も危篤の折も実家に戻すことが当たり前でしたが、藤原賢子の場合は決して退出を許さなかったそうです。

藤原賢子が崩御後は、月命日に仏像を造らせて供養した。
そして、早々に賢子が生んだ息子に皇位を譲る。(院政のはじまり)

ここまでなら何て純粋で愛情深い人なんだろう・・・と思うが!

藤原賢子が亡くなってから白河法皇は人が変わってしまったようだ。
白河法皇=好色になってしまう。
賢子の生前、女御と典侍の二人程度だった妻妾が、死後は沢山の女性と関係を持つようになる。
身分を問わず関係をもったとされ、その女性達もまた、家臣たちに与えられたりした。
平清盛が白河法皇のご落胤ではないかという噂もここから来ているらしい。

白河法皇は女だけでなく男とも関係を持ち噂も絶えなかった。

もうやりたい放題ですね。

藤原賢子が長生きしていたらどんな人生を送っていたのでしょうか?

白河法皇―中世をひらいた帝王
平清盛をめぐる101の謎

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